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【体験談】30代×スキルなし×地方在住でも転職成功したコツ

ハードルを乗り越えて転職成功するコツ
あお
あお

転職したいけど、私でも上手くいくのかな・・・

初めての転職活動だと不安になるよね

みり
みり

私は30代ではじめて転職活動を行い、地方在住のまま未経験からWEB業界への転職を叶えました。

今回は多くの人が転職活動で悩む、3つのハードルを乗り越えるコツをご紹介します。

自身の転職活動経験も踏まえて解説するので、これから転職活動を始める人はぜひ参考にしてみてくださいね!

この記事で伝えたいこと

  • 年齢ハードルを乗り越えるコツ
  • 専門スキルがなくても未経験業界に転職するコツ
  • 地方に住んでいても転職を諦めないコツ

転職が難しいと感じる理由

はじめて転職活動をする人にとって、転職は難しそうと不安に感じるおもな理由は以下のとおりです。

転職が不安になる理由

  • 自分のスキルに自信がない
  • 年齢的に厳しいと考えてしまう
  • 地方だと求人数が少ない

自分のスキルに自信がない

未経験の業界・職種に転職したい場合、ライバルは専門スキルを持つ経験者となります。
そのため専門スキルがなければ転職は難しいだろうと考えてしまいがちです。

またはじめての転職活動の場合、自身のスキルが他社で通用するだろうかと不安になる人も多いのではないでしょうか。

みり
みり

ずっと同じ会社にいると自分の市場価値を判断される機会がないから、不安になるのは当然だよね

年齢的に厳しいと考えてしまう

20代はポテンシャルを見込まれて採用されることが多く、比較的転職はしやすい年代と言えます。

一方30代以降は、年齢が上がるにつれて求められる経験やスキルのレベルも高くなるため採用のハードルは高くなります。

そのため「もう転職するには遅すぎるのではないか」と不安に感じる30代の人もいます。

あお
あお

やっぱり第二新卒を過ぎてしまったら、転職は厳しいのかな?

実は30代で転職する人は増えているんだよ!

みり
みり

dodaの転職成功者の平均年齢調査【最新版】によると、転職成功者の3割以上は30代です。
全体の転職者数は増えており、30代の転職者数も前年より増加しています。

参考:パーソルキャリア|転職サービス「doda」転職成功者の平均年齢調査【最新版】
(https://www.persol-career.co.jp/newsroom/news/research/2024/20240304_1357/)

参考記事

30代の転職事情については、こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

【30代転職】今の会社で続ける?転職に踏み出せないときの行動4選

地方だと求人数が多くない

東京などの都心部に比べて地方は求人数が多くありません。

そのため地方で働きたくても、希望の求人がなかなか見つからない場合があります。

地方移住をしたい人にとっても、移住先で希望の仕事が見つけることは簡単ではありません。

【経験談】ハードルが多くても対策すれば転職はできる!

私が抱えていた3つの転職ハードル

私は「30代×スキルなし×地方住み」というハードルを持っていました。

先ほど解説したように、世間一般的には20代の方が転職しやすいですし専門スキルがあるほど即戦力として評価されます。求人数は会社の数に比例するため、都心にいくほど多いのも現実です。

私はいずれの有利な条件も持ち合わせていなかったため、転職活動を始める時はとても不安でした。

みり
みり

私は同じ条件で転職成功した人が周りにおらず、自分が転職するなんて無理ではないかと思っていました・・・

転職成功の秘訣は「徹底準備」

自分の経歴や条件に自信がないと、どうせ転職活動してもダメなんじゃ・・・と不安になりますよね。

私は転職活動スタート時は準備が甘く書類審査で20社すべてボロボロに落ちまくりました。

みり
みり

こんなに落ちるの?このままだと、応募しても落ちるだけ・・・!

状況を変えなければ、転職は成功しない。

そこでいったん応募するのをやめて、ハードルを乗り越える対策を考え抜き、しっかり準備をした上で再スタートしました

みり
みり

2ヶ月ほどお休みして準備をしたよ

その結果、再スタートした転職活動では書類審査に10社中5社通過し、希望の業界・条件で3つ内定をいただきました。

ハードルが高すぎるように思えても、しっかり対策すれば「弱み」ではなくあなたの「魅力」になるんです。

具体的にどんな対策をとれば良いか、次項から解説していきます!

30代という年齢ハードルを乗り越えるコツ

あお
あお

年齢は変えられないし、どうしようもないと思うんだけど・・・

もちろん年齢は自分の意思で変えられませんが、採用側から年齢を不安要素と思われないようにする工夫はできます。

私の失敗談と対策をもとに解説します!

書類対策を徹底しよう

【失敗談】対策せずに大量応募した転職活動では、書類審査ですべて落ちた

「年齢」がハードルになるのは、応募の第1関門である書類審査です。

みり
みり

書類審査では、履歴書と職務経歴書を会社に提出するよ

この書類でのアピールが弱いと、面接に漕ぎ着けません。

私が初期に書類審査に通らなかった時は審査落ちのスピードも早く、書類をざっと見ただけで「欲しい人材ではない」と判断されていると感じました。

【対策】年齢や略歴だけで落とされないように、書類を徹底的に作り込む

年齢は変えられませんが、他の要素で魅力を伝えることによって年齢をカバーしましょう。

書類審査が通らなければ面接にも進めません。逆に書類審査を通過できたら、年齢はOKということです。

リョーコ
リョーコ

面接に進めるということは、書類に書いていないあなたをもっと知りたいと思ってもらえたということ!

20代ではないので、ポテンシャル採用ではないと考えた方が無難です。

だからこそ、「私はどんな人材か」を最初に伝える場になる職務経歴書は、最重要と捉えましょう。

私がやって良かったのは、複数のエージェント担当者に添削を依頼すること。

多くの職務経歴書を見てきた転職のプロ目線で、改善点を指摘してもらいましょう!

エージェントとしても内定して欲しいので、添削は快く応じてくれます。納得するまで、何度も添削してもらうことをおすすめします。

みり
みり

書類は他人に見てもらって客観的な意見をもらおう

人手不足の業界を選ぶ

応募する業界を選ぶこともハードルを下げる手段のひとつです。

業界的に人手不足だと、会社にとっても人材は逃したくないため年齢ハードルは下がりやすいでしょう。

成長産業であれば、拡大成長のために増員する会社も多く狙い目です!

みり
みり

IT業界やWEB業界は積極的に採用している会社が多いよ!

専門スキルがなくても未経験業界に転職するコツ

あお
あお

何もアピールできるスキルがないよ

次の仕事では違う業界に行きたいんだよね

みどり
みどり

私も「スキルは持っていないけど未経験の業界に行きたい」と思っていました。

エージェントは複数活用しよう

私の場合、エージェントによっては希望業界ではあなたに紹介できる求人がないと言われたこともありました。

ただし、これはエージェント担当者によって対応が違います!

私の職務経験からスキルを見出し、どのようにアピールするか相談に乗ってくれたエージェントもあります。

エージェントはかならず複数活用して、希望要件や悩みに耳を傾けてくれる担当者を見つけましょう。

リョーコ
リョーコ

転職エージェントは、担当者との相性が大事なんだね!

経験を「掛け合わせて」強みにする

例えばエンジニア募集に対して「プログラミング言語なら、Pythonが得意です」と直結するスキルがあると、確かに強いアピール要素になりますよね。

しかし直結するスキルがないなら、過去の経験から強みをアピールするしかありません。

この時にひとつのスキルでは勝てなくても、複数のスキルを掛け合わせることで強力な魅力になります。

みどり
みどり

うーん、例えば?

過去に営業部に所属しており、以下の経験がある人のケースで考えてみます。

  • お客様の要望をヒアリングした経験
  • 会議でファシリテーターをした経験

お客様とのコミュニケーションスキルや要点をヒアリングするスキル、そして論理的に整理するスキルがあるのではないでしょうか。

プログラミング言語スキルが不足していても、エンジニアにとって必要な他のスキルがあるとアピールできますね。

スキルが何もないように思えても、あなただけが積み重ねてきた経験があります。

求められる人材像と経験を照らし合わせて、自分の強みをしっかり伝えましょう!

必要なスキルの習得を始める

未経験業界であれば実務経験を積めていないことがほとんどだと思います。

であれば、必要なスキルを転職前に勉強してみることもおすすめです。

習得完了でなく途中段階でも構いません。
「私はやる気があります!」よりも「私は現在こんな勉強をしています」と具体的に行動している人の方が、今後即戦力になりそうだと思いますよね!

事前に専門分野に触れることで、自身の適性を判断できるメリットもあります。

WEBマーケターになりたかった私の場合、2ヶ月の準備期間をとって以下を取り組みました。

  1. WEBマーケスクールに通って勉強
    • スキルを習得しながら、講師である現役マーケターに実際の仕事内容も聞けました!
  2. 関連スキルの資格をできる限り
    • マーケターの場合、広告業関係で役立つ認定資格が複数あったので、できる限り多く取得しました。
      取りきれなかった資格も、勉強中であることを職務経歴書でアピールしました!

人材の多様性を重視する会社を探す

即戦力重視よりも、人材の多様性やポテンシャルを重視する会社もあります。

そうした会社であれば、直結するスキルだけでなく「あなた独自の経験」も会社の成長に活かせると評価してくれます。
また、周りも未経験転職の仲間がいるから、入社してからも働きやすいのもメリットです。

地方に住んでいても転職を諦めないコツ

あお
あお

私の住む県では希望の業界で良い求人がないんだよね・・・無理ゲーだよ

転職したいけど良い求人が見つからない。地方に住んでいたら、一度は考えてしまいますよね。

エリアを限定せず全国の求人から探す

求人に数多くめぐり合うためには、自分が住む地域だけに絞らずエリアを広げることが有効です。

みどり
みどり

いや、家族の事情もあるし引っ越せないんだけど?

はい、地方住みの私も引っ越しはできませんでした。なので通勤せずに働けるリモートOKの求人も全国から探しました

医療関係や工場勤務など通勤必須の業界もありますが、IT業界やWEB業界であればリモートワークの求人は多くあります。

事務職でもリモートワークの求人はあるので、転職サイトや転職エージェントで探してみてください。

転職エージェントに求人を探してもらう

私は、東京のリモートOKの求人も紹介してもらえるようエージェント担当者にお願いしました。

みり
みり

私が使っていたエージェントでは、自分が住んでいるエリアと東京エリアの2人が担当者になってくれたよ

全国展開している転職エージェントを利用すれば、エリアをまたがって転職活動をサポートを受けられます。

自力では見つけられなかった求人を提案してもらえたり、気になる求人があれば企業情報や採用状況を教えてもらえたりするのもエージェント活用のメリットです。

地方移住なら自治体の就職支援サービスも利用しよう

移住先で仕事を見つけたいという場合、自治体のUIターン就職支援サービスも活用しましょう。

多くの自治体が、地元企業の情報発信や求人紹介に力を入れています。

併せて移住の支援もしている自治体もあります。移住を検討している人は、住む予定の自治体に問い合わせてみてくださいね。

まとめ:転職成功のコツは事前の対策!しっかり準備して自信を持とう

今回は、「30代×スキルよわよわ×地方住み」という条件を持っている私が、ハードルを乗り越えるために役立った対策をご紹介しました。

これから転職活動を始める方、転職活動がうまくいかなくて悩んでいる方は、取り入れられそうな対策をぜひ参考にしてみてください!

  • 書類対策は超重要!年齢で諦めず、自分の強みをしっかり伝えよう
  • スキルに自信がなくても、掛け合わせで「強み」になる
  • 転職エージェントをうまく活用しながら、求人は幅広く探してみよう

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