スキルアップのために勉強したいとは思っているけど、始めるのが億劫なんだよね・・・忙しいし
最初はやる気があったけど、3日坊主で結局続かなかったよ
今回は、勉強をしたいけど続かないと悩む社会人に向けて、対処法をご紹介します!
どの対処法も今日から始められることばかりなので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
【前提】勉強が続かない原因をはっきりさせよう
勉強のモチベーションが続かない原因は人それぞれです。そして、原因によって最適な対処法も変わってきます。
まずは自分が勉強を続けられない原因が何なのか整理してみましょう!あなたは以下の悩みのうち、どれに当てはまるでしょうか?
よくある悩み
- 悩み①:忙しくて時間が取れない
- 悩み②:やる気を維持できない
- 悩み③:切実に必要ではない
- 悩み④:後回しにしてしまう
- 悩み⑤:コツコツ続けることが苦手
悩み①:忙しくて時間が取れない
働く社会人の多くが抱える悩みの一つです。
プライベートの時間で勉強時間を確保するのは、簡単ではないことは確かです。
仕事を終えて家に帰ってから夕食をとって休憩してお風呂に入り・・・としているうちに、あっという間に就寝時間という人もいるかもしれません。
土日は家族と過ごすため、まとまった時間を作れない、という人もいるでしょう。
1日の時間は皆24時間しかありません。時間が取れないことが悩みならば、24時間の中からどうやって勉強時間を工面するのか?という視点が解決のヒントになります。
悩み②:やる気を維持できない
スタート時は「よしやるぞ!」と気合十分だったのに、1ヶ月後には飽きてしまった・・・という人も多いのではないでしょうか。
勉強を継続するには、最初のモチベーションも大事ですが、継続するモチベーションの方が重要です。
本当は勉強しなきゃと思っている行動に移せないでいると「やる気が出ない自分はダメだな」と必要以上に自己嫌悪に陥ってしまいます。
気合いでやる気を出そうとしても、日常が変化するわけでもないので簡単には変われません。
仕組みや環境を変えることで解決していきましょう。次項で具体的な方法を解説します。
悩み③:切実に必要ではない
今あなたが勉強したいことは、自分の人生において切実に必要なことでしょうか?
「周りがやっているから」
「いつか必要になるかもしれないから」
なんとなく勉強しておいた方が良さそうといった曖昧な気持ちでは、やる気がなくても無理はありません。
学んだあと、どのように人生に役立てるかが重要です。勉強そのものが目的になっていないか、振り返ってみましょう。
もちろん好きなことを学ぶのは自由だし、どんな勉強をしても良いと思います。
ただ趣味ではなくスキルアップを目的とするなら、切実に必要な学びにエネルギーを集中させた方が良いでしょう。
悩み④:後回しにしてしまう
勉強が続かないと悩む人は、勉強という行為が習慣化されていません。
そのため、今すぐやる必要がないことは後回しになってしまいがちです。
仕事に家事にと忙しく過ごす社会人は、目の前にやるべきこと・やりたいことが多々あります。
勉強を急いでやる必要がなければ、日々のタスクを先にこなしてしまう人が多いのではないでしょうか。勉強を後回しにしているうちに、気づけば勉強が続けられていないという状況になっていないか振り返ってみてください。
「今日やらなくてもまだ大丈夫」「スキルを身につければいつか夢が叶うはず」と目標スケジュールが曖昧になっていないでしょうか?
悩み⑤:コツコツ続けることが苦手
「私はコツコツが苦手なんです」と言ってしまう人は少なくないのではないでしょうか。
これまで何度か勉強にチャレンジしてきたのに継続できなかった経験がある人は、そもそも自分は勉強が向いていないんだ、と考えたくなります。
しかし勉強して達成したい目標があるなら、やるしかありません。
社会人になって勉強したいスキルは、残念ながら一夜漬けでテストを受けて身につくものではありませんよね。
苦手意識を克服して、継続できる対処法にトライしてみましょう。
勉強を続けたくなる具体的な方法10選
勉強が続かない原因が分かったら、それぞれの原因に合った具体的な対処していきましょう。
具体的な方法リスト
- 忙しくて時間が取れない人
- 【対処1】時間の使い方を見直す
- やる気を維持できない人
- 【対処2】小さな成功を積み重ねる
- 【対処3】成功した人をマネする
- 【対処4】人に見られる環境で勉強する
- 【対処5】目標を宣言する
- 切実に必要ではない人
- 【対処6】目的を明確にする
- 後回しにしてしまう人
- 【対処7】期限を決める
- 【対処8】スケジュールを逆算で決める
- 【対処9】講座にお金を支払う
- コツコツ続けることが苦手な人
- 【対処10】:毎日1分でも行動する
【対処1】時間の使い方を見直す
日々の仕事や家事で忙しくて時間が取れないと感じているなら、具体的な時間を見つける必要があります。
まずは、日頃24時間を何にどのくらい時間を使っているのか把握しましょう。
スマホのメモ帳や紙に、時間と活動内容を書き出してみてください。
朝の身支度から仕事、食事、お風呂、睡眠と、24時間分のスケジュールをもれなく書き出そう
時間の使い方を可視化していくと、意外に「何もしていない時間」や「勉強に置き換えられる時間」が発見できます。
例えば、食後にテレビを見ていないでしょうか?お風呂上がりは何をしているでしょうか?
プライベート時間の使い方は、自分次第です。ついテレビを観てしまう人は、勉強よりテレビを優先しているのです。勉強時間がほしいなら、行動の優先順位を見直しましょう。
また、スケジュールが入っている時間も勉強に充てられないか見直してみてください。
特に、通勤中は有効活用しやすいスキマ時間があります。
電車で座っている時間に講義を視聴したり、歩きながら耳から情報を入れたりできます。
何時間もまとまった時間を作れなくても、スキマ時間を集めていくことで勉強時間を確保していきましょう。
【対処2】小さな成功を積み重ねる
気合いを入れてやる気を出すのではなく、気合いがなくても行動に移せるように勉強のハードルをとにかく下げましょう。
ごく小さな目標を日々置いて実行してみてください。「達成できた」という成功体験を積み重ねましょう。
座って参考書を開く、1ページ読んでみる、といったごく小さなもので構いません。
少しずつでも行動すれば、「今日もできなかった」という気持ちがなくなります。
小さな行動の積み重ねが、目標達成に近づく1歩です。
【対処3】成功した人をマネする
同じジャンルで勉強して成功した人を探してみましょう。知り合いでいなくても、SNSで発信している人なら見つけられます。
目標地点に先に行った人がどんな世界を見ているのか、どのように勉強してきたのか、知ることでモチベーションを高められます。
そして勉強法や時間の使い方など、貴重な情報を発信してくれていることも多いので、自分の勉強に取り入れてみてください。
成功している人のマネは、自分の成功の近道です。どんどん参考にしてマネしてみましょう。
【対処4】人に見られる環境で勉強する
強制的に環境をつくることも、やる気を生み出す方法のひとつです。
他人に見られる環境で勉強してみましょう。カフェや図書館など、周囲の人も勉強している場所を選ぶことがポイントです。
他人の視線がある環境で勉強を始めると、気が引き締まってサボりづらくなります。
例えば自宅だと座ったままネットサーフィンしてしまう人も、皆が頑張っている空間ではつられて勉強を続けようとしちゃいますよね。
どうしても集中できないと感じたら、身を置く環境を変えてみましょう。
【対処5】目標を宣言する
密かに目標を立てて取り組むよりも、友人や家族に目標(資格取得など)を宣言した方がやる気が出ます。
なぜなら、自ら発言した約束を守らねばならないという意識になるからです。
また周囲から「勉強は続いてる?」など進捗を聞かれることで、継続的に目標に向けて努力するようになります。
SNSで勉強の進捗を発信するのもおすすめです。多くの人に目標と進捗を発信すればサボりにくいと感じて勉強の動機になります。同じ勉強をする仲間とつながり励まし合うことで、モチベーションを高めることもできます。
【対処6】目的を明確にする
勉強はあくまで目指したい目的の手段です。
そもそも勉強する必要があるのか、勉強の先にある目的は何なのかあらためて考えてみましょう。
「マーケティングスキルを身につけたい」といった漠然とした希望ではなく、なぜ学びたいのか自分に問いかけてみてください。
自分の中で勉強する理由が明確になれば、勉強は切実に必要だと思うようになり継続する力となります。
目的が見えないなら「自分にとっては必要ではない勉強なのか」と手放してしまっても構わないのです。
【対処7】期限を決める
人は締切がないものは後回しにしてしまいがちです。
いつか身につけたいスキルの勉強よりも、週末の旅行プランを立てる方が優先だと考えて行動してしまいますよね。
後回しばかりしてしまって勉強が続かないと悩んでいる人は、思い切ってデッドラインを設定しましょう。
そしてデッドラインを守るしかない状況を作るのです。
- 3ヶ月後に資格取得をしたいなら、3ヶ月後に実施される試験の申込書を出す
- 6ヶ月後にTOEIC800点を目指すなら、6ヶ月後の海外航空券をとる
ずらすことのできない期限が設定されると、お尻に火がついたように勉強を進められるようになります。
【対処8】スケジュールを逆算で決める
今日の勉強モチベーションを1年後のゴールだけで保つことは困難です。
長期的に勉強に取り組むなら、いつまでに勉強をどこまで進めるのかスケジュールを立ててみましょう。
ゴールから逆算することで、1ヶ月後の自分、今日の自分が何を勉強すべきなのかが見えてきます。
スケジュールはなるべく具体的に立てることが大切です。
カレンダーやメモ帳に書き出して可視化することで、やる気に頼らず冷静にやるべきことを行動に移しやすくなります。
【対処9】講座にお金を支払う
荒治療のようですが、「やらなきゃ」と自分をせき立てるには非常に効果的です。
身銭を切ることで、サボってしまったらお金がもったいないと危機感を持つことができます。
スクールであれば、スキルを身につけるためのスケジュール管理を外部委託できるというメリットもあります。
カリキュラムどおりにこなしていくことで、適切なスピードで効率よく勉強を進められます。疑問点や勉強の悩みがあれば相談できる講師がいるというのも心強いポイントです。
社会人向けや転職希望者向けのオンラインスクールは数多くあるので、確実にスキルを習得したいのであれば検討してみると良いでしょう。
【対処10】:毎日1分でも行動する
1回の勉強で集中できる時間をとり成果を出そうと思うほどエネルギーを消耗するので、毎日続けるのがだんだん億劫になってしまいます。
継続に苦手意識があるなら、勉強の濃度よりも「苦にならない程度にやる」ということを重視してみてください。
1回の勉強量が少なくても良いので、継続する習慣をつけるのです。
1分からでも構わないので、気軽にスタートを切ってみてください。毎日続ける習慣がついてくると、勉強することが当たり前の行動になってきます。
勉強するクセがついてきたら、他の対処法も試しながら自分に合う方法で継続していきましょう。
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まとめ
今回は、勉強をしたいけど続かないと悩む社会人に向けて、続かない原因と対処法をご紹介しました。
働きながら勉強を続けるには、モチベーションに頼るのは限界があります。
勉強しやすくなる仕組みや環境づくりを積極的に取り入れていきましょう!